【関連イベント】「インクルージョン×防災:全ての人が自分らしく生きられる世界の実現を目指して」を開催します。

Inclusion× Disaster Risk Reduction:Toward a society in which all people can choose how they live


3月11日(土)、World BOSAI Forum (IDRC 2023 in Sendai) の一部として、当該イベントを開催します。国連人口基金(UNFPA)駐日事務所長の成田詠子さんをはじめ、劇団四季・元代表取締役副会長の田中浩一さん、自立生活センターSTEPえどがわ当事者スタッフの曽田夏記さんをお招きし、防災がすべての人を包摂していくことの必要性について議論します。本プラットフォームの井筒節・教養教育高度化機構特任准教授、本学の学部団体UNiTeの菅田利佳さんの登壇も予定されています。

イベントの詳細は以下のサイトでご覧いただけます。
詳細はこちら(外部サイト)

コーディネーター:原裕太・東北大学災害科学国際研究所助教 (本プラットフォーム連携教員)

 

日時:2023年3月11日(土)13:10-14:40

場所:仙台国際センター 大ホール
http://www.aobayama.jp/access/

参加費:無料(要事前申込み)World BOSAI Forum 2023:  https://worldbosaiforum.com/2023/

 

概要


 SDGs・2030 アジェンダで大切にされる「誰一人取り残さない」という考え方は、防災にとっても重要です。東日本大震災ではご年配の方や障害のある方に被害が集中し、平時の備えと災害時の対応双方に大きな課題があることが浮き彫りになりました。さらに熊本地震をはじめ各地の被災地・紛争地では、制度、環境、態度における障壁のため、高齢者、障害者、子ども、妊産婦、LGBTQ+、旅行者や移民など周辺化されやすい多くの人々が直面した課題が報告されています。
国際防災をリードしてきた日本国内でも対策は途上です。まずは我々人間が多様であって、それぞれに異なる強みと課題を抱えているということに基づき、防災がすべての人を包摂していくことが必要です。SDGs採択の約半年前、第3回国連防災世界会議で「仙台防災枠組」が採択され、インクルーシブな防災が国際社会の優先事項となりました。
人道危機時、地域計画時、あらゆる人が命や暮らし、健康を守り、必要なサービスにアクセスできる社会を構築するために私たちに何ができるのか、現場の最前線で試行錯誤されてこられた多彩な背景をお持ちの方々をお呼びし、ともに考えます。

 

登壇者(敬称略)


成田詠子 国連人口基金(UNFPA)駐日事務所長
田中浩一 劇団四季 元代表取締役副会長
曽田夏記 自立生活センターSTEP えどがわ 当事者スタッフ
DPI日本会議 特別常任委員
菅田利佳 東京大学教育学部生

モデレータ:
井筒 節 東京大学 大学院総合文化研究科 特任准教授
コーディネータ:
原 裕太 東北大学災害科学国際研究所 助教



主催:JST-RESTEX SOLVE for SDGs
「最後の一人を救うコミュニティアラートシステムのモデル開発および実装」
プロジェクト

共催:東京大学大学院総合文化研究科・
教養学部附属教養教育高度化機構SDGs教育推進プラットフォーム
東北大学災害科学国際研究所2030国際防災アジェンダ推進オフィス

2023年02月13日