【関連イベント】ジェンダー、セクシュアリティと多言語使用:教養教育における/としてのダイバーシティ

 本機構のプロジェクトとして、KOSS(KOmaba campus Safer Space)が始動しました。 KOSSは、ジェンダーやセクシュアリティの問題に当事者として関わる学生・院生・教員によるピア・コミュニティを学知と経験知との双方に基づくエンパワリングな学びの場として形成し、教養教育における/としてのダイバーシティの新しい形を提案することを目的としたプロジェクトです。 立ち上げを記念し、新宿二丁目を舞台としてジェンダーやセクシュアリティ、ナショナリティ、そして言語を横断して周縁性を生きる女性たちの様々な経験と感情とを繊細に描き出す作家の李琴峰氏と、言語学、クィア研究、日本研究を専門とし、1990年代から日本のクィア・スタディーズとアクティヴィズムの重要な担い手の一人であるメルボルン大学教授のクレア・マリィ氏をお招きし、ジェンダー、セクシュアリティ、そして言語使用における多様性や周縁性はどのように経験されるのか、とりわけ、「ダイバーシティ推進」と言った時にしばしば相互に無関係な項目のように扱われる〈ジェンダー・セクシュアリティ〉と〈多言語/他言語〉との問題系が、どのように重なり絡み合っているものなのかについて、お話を伺いました。【関連サイト】

2020年11月07日