国連とインクルージョン

 2016~2030年までの国際の優先事項を定めた2030アジェンダ及びSDGsは,「誰一人取り残さないこと」,すなわち「インクルージョン」をコア概念としています。国連では,女性,子ども,移民・難民・国内避難民,先住民・少数民族,障害者,高齢者,LGBT等のインクルージョンが重点課題とされています。 本講義では,国連職員や当事者を含むゲスト・スピーカーから現場の状況を学びつつ,学生間の討議や調査を行い,インクルージョンをめぐる国際社会の新しい解決策を考えます。議論の結果は,国連本部担当部局に若者の提言として提出しています。【担当:井筒】

国連本部への提言提出

 

学生によるインクルージョン・プロジェクトの事例

 

2017年12月1日(金)、国連ニューヨーク本部で開催された国連「災害や紛争時の障害者の権利に関するパネル・ディスカッション」に、世界の若者の代表として、本学学生が招待され、文化・芸術を通してSGDsの達成を目指す「東京大学EMPOWER」の活動を紹介、世界に同時中継されました。