働きがいやジェンダーを考える

 2015年の国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)では17の目標が定められていますが、日本は、「5. ジェンダー平等を実現する」の中でも、政治経済活動への女性の参画に課題が多いことが指摘されており、社会としてその達成が求められています。また、「8. 働きがいも経済成長も」は、一億総活躍や働き方改革など「働きがいのある人間らしい仕事」とは何かを働く個人がそれぞれ考えるための大切な目標となっています。これから社会に出ていく学生の皆さんがこれらを自分自身の問題だと認識し、対峙していくこととなるでしょう。
 この授業は、2021年Sセメスターで開講された「SDGsを学べる授業をつくろう」で扱う「働きがい」や「ジェンダー」の課題についての文献を読み、ディスカッションを行うことを通じて、自分自身の学びを深めることを目指します。
 
この授業を受講することで、以下の力を身につけることを目標とします
● SDGsで設定されている17のゴールのうち「5.ジェンダー平等を実現する」「8.働きがいも経済成長も」について、説明できる
● 発表を担当する課題文献の内容を理解し、他者に説明でき、課題文献の論点を明示できる
● 異なる意見や考えを持つ他者から学び、自分の意見や考えを発展させることができる

■キーワード
働きがい、ジェンダー、SDGs

【担当:星埜守之教授,伊勢坊 綾特任助教(アクティブラーニング部門)】